初めてのテストプレイ会

こんにちは、マッチダンディズムのお金担当カヴィサマです。

先日マッチダンディズムの新作マジカティブの完成に向けて、一石ラボさま主催の OMO試遊会 というテストプレイ会に参加させていただきました。

場所はTOKYOのかちどき橋すぐそば、こういった他のサークル様とのテストプレイ会に参加するのは初めてだったので、とてもとても緊張しました。

車を走らせ首都高から降りたのはなんと1時間以上前、こういう初めての参加って遅刻したらどうしようってやたら早くいってしまいますよね。

入口付近には参加者と思しき方々がちらほらいらっしゃったので、声をかけ……られませんでした!

さて、気を取り直してテストプレイ会場へむかうと、すでに何名かの参加者が着席されており、やや緊張で震えながらネームプレートを書き込み、胸につけていざ着席。

どきどきしていたのもつかの間、主催の一石ラボさまからの采配でチームが分けられ、早速のテストプレイが始まったのでした。

1プレイ目

うしじろう様( @ushijir0 ) のバトルラインとポーカーを合わせたプレイ感という作品

ベガスのボードを利用してのご説明がはじまりました。

なるほど、チップを取るために強い役を作ってゾーンを狙ったり、あえてブラフをかけて、人とかち合わないようにしたりしながら、「トークン獲得」「陣地獲得」などをして勝利を目指すというゲームのようです。

個人的おもしろポイントは、複数の勝利条件があるので、人に戦略を悟られず攻めるのを考えるところや、ブラフを駆使して効率よく陣地を広げるところでした。ブラフに関しては、それが露見したときに思わず笑いがどっと出てすばらしい瞬間でした。

ゲーム中もルールがどんどん進化していくのはテストプレイ会ならではでした。


終わった人たちは、ふたたびチーム分けの指示をいただき次のゲームに突入していきました。

2プレイ目

エル様( @take_el ) のイカロスの太陽という デッキ構築の作品

まずスチームパンクな世界観が素敵で、一方で私のような初心者がやっても何をすればいいかわかる手順のわかりやすさが素晴らしかったです。にもかかわらず戦略は奥深く、ウンウンうなりながらやるのがいかにもボードゲームらしく楽しかったです。

自分の手札を使って島を探検していくのですが、探検を有利に進めるためのカードをコストを使って手に入れ、自分オリジナルに組み立てていき、最終的に勝利点の大きさを競うというゲームでした。そこに特別なカードや行動の順番、ダイス要素などが加わり、構築したいデッキになりそうでならなそうで、なんとかするという悩ましさが本当に楽しかった。

個人的おもしろポイントは、自分のデッキ構築がすこしずつ形になっていき、負けて悔しさもあるものの、それ以上に達成感が有るところです。勝った人だけでなく、プレイヤーみんなが楽しめるゲームというのがすごかったです。



3プレイ目

ここで我らがマッチダンディムのマジカティブをテストプレイしていただきました。が!!緊張とあそんでもらえる嬉しさで、自分たちの写真を撮らないという大失態。(もしあのときの写真を撮っていた方がおられましたら、twitterかメールでデータを頂戴できますとめっちゃ嬉しいです!!)

プレイ後は自分たちだけでテストプレイしていたときは気が付かなかった視点やルールに対する提案などたくさんいただき、なるほどなぁと全部メモをとりまくりました。ほんとありがとうございました。



4プレイ目

イオピーゲームズ様の( @iop_games )トリテリアというトリックテイキングに建築要素を加えた作品

トリックテイキングで一番大きい数字を出した人と、一番小さい数字を出した人が建築をでき、また建築する場所もなんのカードを出したかに左右されるという、単純にトリックテイキングで勝ってもそれが勝利につながらないため非常に悩ましく、うまくいって高いビルを建てたときは、嬉しさもひとしおでした。

個人的なおもしろポイントは、建築するというところです。なかなか思ったところに建物を建てるのが難しいのですが、うまくハマるとその分すごく高いビルになっていくのが見た目的にも面白かったです。トリックテイキングと場所取りの融合、たいへん難しそうですが、完成するのが楽しみです。



5プレイ目

遊飲チャンネルのフェイ様 ( @Fei_yuno_chan )によるダイバーコマンドという作品

自陣営を育てて、さらなる追加の効果をどんどん発揮していくゲームなのですが、何をそだてるか、どう育てるかを考えるとともに、よいカードを引く運や他の人の状況にドキドキしたりと、いろんなおもしろ要素が散りばめられていました。

プレイ具合も、やることがわかりやすくカードのパワーアップもどんどん進むのでプレイ感にサクサクした感じがあり、すこしも飽きさせない感じでした。

個人的おもしろポイントは、ダウンタイムをへらす工夫があり、どうしようかなと悩んでいるとあっという間に手番がくるところです。あれこれうんうん悩むのは好きなのですが、どうしても他の人を待たせているのではないかと思うと焦ることも有るのですが、このゲームでは、自分の手番に他のプレイヤーもやることがあるため、その焦りが解消されて手番はじっくり、プレイはサクサクという感じでした。カード絵がついたら更に世界観加わって楽しそうだなぁと思いました。


ここで、ひととおり皆様のテストプレイが一巡したようなので、休憩がてらまだテストしていないいくつかをいろいろ見ながら、写真をとったり質問したりしていました。


見学その1

こげこげ堂本舗のISA様( @koge2do ) 清香様( @sayakaYUxUY )の紙ペンゲームの作品

アグリコラっぽさがあるとおっしゃっていましたが、これがカードで再現されることで、毎回違うプレイ感が楽しめるのがすごい発想だなぁと圧倒されました。

カードが広がり卓がひろがった瞬間にこれ絶対面白いって確信以外ありませんでした。

時間の都合で参加は出来なかったものの、ポンポンとゲームが進んでいくのを見て、今度こそぜひ参加したいと思いました。


そして、この紙ペン要素の緻密さこれは唸るばかりです。プレイされていた方もみんなにこにこで、じかんがあればほんとやりたかった、テストプレイというより完全に試遊したいモードになりました(笑)


見学その2

符亀様( @Hu_games )のサイクリアン。ゲムマチャレンジの作品にするとおっしゃっていました。

線路をつなぐのに加え、カードを回転させられる要素も加わり、シンプルな上にとても奥が深いというとんでもない作品でした。他の人の行動で別の人の思惑が外されて、そのたびに笑いが起きており、こんな笑いがおこりまくる作品すごいなぁと感動仕切りでした。

符亀様には、このあと我らがマジカティブもテストしていただき、いろいろアドバイスくださってたいへんありがとうございました。



6プレイ目

ご厚意で、もう一回マジカティブのテストプレイをしていただきました。

やっぱり写真は撮り忘れているので、自宅で撮ったテストプレイ用コンポーネントを載せます。

六角えんぴつの蜂月様( @hatituki003 )のアドバイスや アニマルウィップのレグルス様( @gakugamekari )にいろいろするどい指摘を頂きました。ずっと「なるほどなぁ」「気が付かなかったなぁ」ばかりで感謝感謝です。それに加え面白そうに会話しながらプレイして頂いてほんとに嬉しかったです。自分たちでは面白く仕上げているつもりでも、やっぱり心配なんですよね。

ここまでプレイしたところでタイムアップ 野暮用のため帰還をしました。

テストプレイなのに「こんなに楽しんじゃっていいのかな……?」って思ったくらい、素晴らしい時間を過ごさせてもらいました。この後、メンバーにかなり興奮気味に報告して、当初は予定になかったマチダン会議を招集したほどでした。マニュアルの不備やチップの数の少なさなど、ほんとご迷惑をおかけしましたが、おかげでマジカティブはもっといい感じに完成しそうです。完成をどうぞお楽しみに!


最後に

テストプレイ会にあってよかったと思ったもの、次に持っていこうと思ったもの

1.メモ帳 (スマホにポチポチよりも圧倒的にはやい)

2.カメラ (写真をみながら思い出せるのがすごく良かった)

3.聴きたい質問 (自分の聞きたいことをある程度箇条書きにしておいて聞いたのが役にたった、見てほしいところも最初に伝えればもっとよかった。)

4.名刺 (今後のテストプレイにもよんでもらえるように )

マッチダンディズム

ボードゲーム制作サークル「マッチダンディズム」の公式WEBサイトなんだっけ?