スタッフで遊んでみた動画作りました／勝利

こんばんは！マッチダンディズムスタッフの勝利（かつとし）です。
今回は「さぼっちんぐアケチくん」のプレイ動画を作成いたしましたので
制作過程のご紹介をしたいと思います。

さぼっちんぐアケチくんは表向き協力型カードゲームです。

もうそれはまさに、さぼっちんぐ！！

また、「上司」が見に来るタイミングを読んでうまく仕掛けていく必要もあり、
最後までドキドキしながら楽しく遊べるゲームとなっております。

こちらが完成品となります。

自分が作った動画で一番の長さとなりました。

簡単に、どんな風に作っていったかをまとめましたので、長くなりますが読んでいただければ嬉しいです。

1.さぼっちんぐをプレイする

この時の、さぼっちんぐアケチくんをスタッフでプレイした時は、まだコロナ禍前の2020年1月。
さぼっちんぐを萬印堂さんへ納品前だったかと思います。

なので、プレイした時はまだ仮に作成したカードとかでやっていました。
実際に動画を取りつつ記録しました。

2.テキストに起こす

動画を観ながら、喋っていることやカードの情報をテキストにまとめていきます。
ここで注意しなければならないことが出てきました。

実際に会ってしゃべっていると表情や抑揚の付け方・動きで伝わる部分が、文字にそのまま起こすと何のことだかわからないって事が出てまいりました。

なので、少し説明をセリフに加えながらテキストに起こしていきます。

例えば「がんばリーダーカード」を配る際、

実際はカードをスッと役の人に渡すだけで伝わったりしますが、動画にする場合、「がんばリーダーは勝利さんですね」という風に状況を説明するセリフを追加いたしました。

あとは、ほぼその場のセリフそのままです。
スタッフのおバカなやり取りもそのまま載せちゃっていますので、ちょっと恥ずかしいですね……。

3.画像を作っていく

今回は丁度４名だったので、卓を囲むようにスタッフを壁に配置する方法にしてみました。

そして、実際のゲームのようにカードの山を中央に置いて、月曜日から金曜日までの「目標カード」を並べてラウンドの進み具合がわかるように配置！

動画といえど、一枚一枚は画像で作っていく必要があり、なかなか大変な作業です……。

実写にしたら楽なのに……と何度も思いましたが、マッチダンディズムらしい動画にしたくて頑張りました！そもそも、実際に撮った動画はさぼっちんぐ完成前でしたし、本名がでちゃってますから出せるものではなかったのですけどね。

すべての画像パーツを作り終える頃には、もうすっかり気力が消耗していて、
数日動画制作をお休みしたことを覚えてます。

4.棒読みちゃん

今回は長い動画になりますし、観やすくするために、はじめて棒読みちゃんを使うことにしてみました。

棒読みちゃんとは、テキスト読み上げツールです。
棒読みちゃんは初めて使用してみたのですが、とても使いやすくて助かりました。
無料で公開されているので、ありがたいですね……。

これにスタッフが喋ったセリフをひとつひとつ入れてはデータ化していくわけですが、まーたこれが！すごく時間がかかるし、大変でした！！長い動画はそれだけセリフが増えますし……。
単純作業ですぐ眠くなってしまって、何日かに分けながら作業をしました。

今回は、スタッフ4人分と解説のアケチくんの音声を作りました。
雲倉さんだけ、ロボット風音声です（笑）

Youtubeなどで、ゆっくり解説動画などを作っている方を本当に尊敬します……

すごく大変ですもんこれ！この作業後に観た、ゆっくり動画は「ありがたいなぁ」と思いながら観ています。

5.やっとこさ動画編集

これで、動画制作に必要なパーツが揃ったので、いよいよ動画ソフトで組み立てていきます。

動画の構成は、以下のようになっています。

［OP］→［簡単な解説］→［ゲームスタート］→［月曜日1ラウンド］→［火曜日２ラウンド］→［水曜日３ラウンド］→［木曜日４ラウンド］→［金曜日５ラウンド］→［結果発表］→［？？？（ネタバレ防止）］

自分のＰＣが実はそろそろ限界を迎えそうになっていて、動画編集ソフトで長い動画を作っていると５分くらい止まってしまったり、動かなくなってしまったりと、いろんなパニックがありました。

結局のところ、ＯＰで区切って、月曜日で区切って、という風に少しずつ分解して作っていって、最後に１つの動画にすることで何とか壊れかけＰＣでも完成させることができました……ホッ！

（今現在はもう新しいＰＣになりました！）

一番気を使ったのは、しゃべるタイミングと、文字のポップアップのタイミングです。
ちょっとしたことではあるのですが、音声が流れている間よりも気持ち長めに文字を表示したりと、読みやすいように工夫をしたつもりです。

文字中心の動画なので、苦痛にならないように……と思いながら作りました。

また、やる気ガチャ（カード配布）をするタイミングや、やる気を提出する時などの「動き」のある表現にも力を入れました。

ここからここまではカードを配るターン、という具合にゲームの進行具合をわかりやすくしてみたつもりです。

できるだけ配置は実写風にしたかったので、それぞれのスタッフが場に出したカードも、
ちょっと斜めっていたり、ランダムに重なる感じを出しています。

動画のＢＧＭは商用利用可能なところからお借りしています。

今回は「さぼっちんぐ」のプレイ動画なので、さぼっちんぐのＢＧＭテーマである、

おとなっぽい／アンニュイ／スイングやブルース／おじさん／仕事

といったテーマに合う曲をチョイス致しました。
ラウンドごとに違う曲を使用していますので、よかったらそのあたりも注目して観ていただけると嬉しく思います。

6.修正や見直し

動画が完成すると、自分で見直しておかしい部分は修正しますが、
もう動画を見慣れてしまっていて、そもそも間違いを見逃しがちなので、他のスタッフにおかしい部分がないかチェックしてもらいました。

そしたら、やっぱり！
あれだけチェックしたつもりだったけれど、誤字がありました（笑）

3箇所くらいですかね、しっかり修正してＯＫを頂きました。

7.完成！

毎夜、コツコツと作ってきた動画も、ようやく完成となりました。

この動画を作るために、またイチから「さぼっちんぐ」のルールを見直したりと頭に叩き込んだので、勝利がこの世で一番さぼっちんぐに詳しいかもしれません！！

いや、忘れっぽいので、たぶんもうルール忘れてます。

出来た時はとっても嬉しかったし、自分たちが遊んで「面白い！」と思った部分をうまく皆さんにお伝えできればいいなと思って作りました。

コロナ禍で、人が集まることも難しい世の中ではありますが、
さぼっちんぐアケチくんの面白さを、たくさんの人に知ってほしいな……。

そして、一緒にさぼっちんぐを遊ぶんだ！！

「さぼっちんぐアケチくん」は　ゲームマーケット2020秋　にて発売いたします。

2020年11月15日の土曜日に「マッチダンディズム」として出展いたしますので、体調の良い方は感染対策を十分にして遊びに来てくださいね。

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